気になるのは様々な費用
注文住宅の費用の相場はいくらくらいなのか
注文住宅の費用の相場は、広さ・高さ・地域の三つが大きく影響してきます。
簡単にいうと、田舎だと広い家が安く建てられますが都会だと狭い家でも高くなりがちです。
なぜかというと、以下のような理由があります。
まず、田舎のほうが土地が広いため、家が建てやすい状態になっています。
坪単価は、延べ床面積に比例して下がって行きます。
また人件費も安くなりがちです。
一方、都会は三階建ての家も多いためどうしてもコストがかかりがちです。
では具体的な注文住宅の金額ですが、まず都市部から見て行きましょう。
木造だと仮定した場合は東京で2,100万円~3,400万円くらい、大阪で2,060万円~3,300万円くらいとなっています。
次に田舎の場合は秋田で1,800万円~2,900万円くらい、鳥取で1,800万円~3,000万円くらいとなっています。
これは建物だけの金額で、土地も買うとなると話はさらに複雑になります。
土地の値段というのは、建物以上に地域差が大きく影響してくるからです。
住環境がよいかどうか・流通量は多いか・売主の事情(早く手放したがっているなど)などが影響してくるので、これは一概にいくらというのは困難といえます。
注文住宅の費用は見積もりの段階で詳しく調査
昔からマイホームを持つことは一種のステータスの様に感じる程、一生に一度の買い物となります。
決して安い買い物ではありませんので、購入を考える時にはしっかりと準備、更に確認をしなければなりません。
購入して住んでみた後で後悔をしても遅い場合がほとんどだからです。
マイホームは既存の住宅を買う場合もありますが、注文住宅が増えています。
注文住宅であれば、自分の趣味趣向が反映できる事が多く、より自分の希望を活かせる住宅を建てる事ができます。
注文住宅の場合、やはり気をつけなければならないのは事前準備です。
契約の前に確認しなければならない事は多くありますが、一番は費用です。
適正な価格が反映されているのか、反映されている上で追加料金が発生する可能性があるのか、その場合はどのような手順を踏むのか必ず確認が必要です。
契約に際して必ず見積もりを取りますが、基本的に見積もり額以上の費用を支払う必要はありませんので、契約書にしっかりとそのことが明記されているか確認します。
また、適正な価格なのかはなかなか知識がないと判別する事が難しいので、事前に専門家などに相談しておき、高ければ交渉し、安すぎれば品質を疑う事も大切です。
注文住宅なら間取りの工夫も自由自在にできる
注文住宅は自由度の高さが大きなメリットです。間取りも施工主の希望にそって決めることができますので、どのような家にしたいのかをしっかりと考えて理想を実現するための工夫をすることが大切です。
よくあるのが子供部屋の仕切りを自由に変更できるようにしておくことであり、少し大きくなったら部屋を分けてそれぞれの個人部屋になるようにするケースがあります。
家族の団らんの時間を作りやすいようにと、部屋の中央にリビングを持ってくることもあります。この場合、他の場所に行く時には必ずリビングを通らなければなりませんので、自然と人が集まってくるような形です。
注文住宅では家を広く見せるために天井を高くすることも可能です。天井が高いと解放感があり、部屋自体はそれほど大きくなくてもゆったりとした空間に仕上がります。
このように注文住宅を作る時には工夫次第で色々なアイディアを取り入れることができますので、事前に要望をまとめてくことをお勧めします。
注文住宅を購入する人は頭金をいくら用意しているのか
注文住宅を購入する際には、頭金とよばれる多額の現金を準備しておくのが一般的です。この自己資金は多く用意することができれば、ローンで賄う部分を減らすことができ、融資実行後すぐに始まる返済での家計への影響を抑えることができます。
しかし、用意する自己資金をあまりにも高く設定してしまうと、資金を用意する過程で家計の負担が大きくなってしまう可能性があります。どの程度自己資金を準備しておけば良いか悩むところですが、独立行政法人住宅金融支援機構が行ったアンケート結果が解消の手がかりとなります。
住宅金融支援機構が公表しているデータによると、注文住宅の購入者が用意している頭金の平均額は636.5万円、購入費用全体に占める割合は18.7%でした。
注文住宅を買った人は、代金全体の2割前後に相当する金額を準備していることがわかります。これから注文住宅を買いたいと考えている人は購入代金の2割、収入面で難しい場合であっても1割程度は自己資金を用意しておくと良いでしょう。
新築する家が注文住宅であるなら綿密な資金計画を立てよう
新築する家は注文住宅で、と決めた時に考えなければならないことが他にもあります。新築する家が建て替えであるならば問題はないのですが、敷地をどこにするかが第一の課題です。工事を依頼するメーカーが決まっているのでしたら、工期も決定しておくべき事です。
建物が完成するまでの仮住まいや、転居する時期も確認しなければなりません。転居の時期が引越し業者の繁忙期であれば、日程の決定も必要となる費用も大きく変わってしまうからです。このように自分たちの理想を表現できる注文住宅は、繰り返す打ち合わせや工期などの問題で入居までの時間が長くなります。
敷地の件も取得するための資金や、それを自分のものとする登記も必要になってきます。仮住まいも無料で使えわる事はなく、その家賃も計算しなければなりません。
建物の概要が決まってもプランの変更は、当然のように発生しがちなことになるのです。このように様々な支出もあり、新しい家に住めばそれなりの支出も必要になります。
このように理想の家を作りあげるだけではなく、入居後の生活をも念頭に置いた資金計画を立てるべきです。その結果として住み心地の良い家で、余裕のある生活を送ることができるのです。
ローコストで注文住宅を建てたい時に覚えておくべきコツ
注文住宅というと、建売住宅よりも高額というイメージが強くなります。自由度が高い反面、こだわりと取り入れるとどんどん値段は高くなります。気になる価格を抑えつつ、こだわりを取り入れた注文住宅で建てたいと考える場合には、ローコストで建てる場合のコツを知っておくことが大切です。
設計を一から行ったり、部材をそれぞれの要望に合わせて逐一取り寄せるような方法ではコストがかさみますので、規格化されたものの中から選択するという方式を選ぶ方法もあります。
そうすると、個別に設計していくよりもはるかに効率的ですし、無駄な費用がかかりません。しかも、ある程度の部分が決まっていると、完成した住宅のイメージがわきやすくなります。形でもコストを抑えることができ、複雑な形よりは正方形に近い方が安く済むことも覚えておきましょう。
階数で言うと、平屋や3階建てよりも2階建ての方が安くなります。材料に関しては、できるだけ種類を少なくするのがコツです。
注文住宅を建てると趣味部屋も夢ではありません
注文住宅のメリットの中で一番は自由度の高いことです。建売はすでに完成されているため、家族の意見を反映することはできません。一方注文住宅は希望を形にすることができるので、間取りや外観、仕様といったすべての要望を取り入れることができます。
いろいろな要望がありますが、多くの人があればいいなと思っているものに趣味部屋があります。映画が好きな人は大きな大画面で映画を観る部屋が欲しい、本好きな人は好きな本をいっぱい保管できて、ゆっくり集中できる空間で読書をしたい、ヨガや筋トレなどで理想の体を作りたい、健康のためなどで思う存分トレーニングができる部屋などを作ることができます。
一つの部屋として間取りの中に取り入れるだけでなく、設置した階段の下や屋根裏部屋、廊下の隙間などの、設計上できた余った空間なども部屋とすることも可能です。
自分の好きなものに囲まれる、誰にも邪魔されずに没頭できる夢の趣味部屋が実現できます。
注文住宅の間取りは生活動線が重要なポイントになる
自由設計の注文住宅であれば、室内の間取りも希望通りのプランニングが可能です。とはいえ、見た目の良し悪しや直感だけでプランニングを進めてしまうと、住まいが完成してから色々と不便さや不都合な箇所が見つかって、結果的に後悔することにもなりかねません。いくら自由設計の注文住宅とはいえ、やはり間取りのプランニングは慎重に進めることが求められます。その際にポイントとして抑えておくべきなのが、日常の生活動線を意識することです。すなわち起床してから出勤そして帰宅後の過ごし方、あるいは家事や育児における作業の方法などを含め、家族一人ひとりの生活パターンを把握した上で、それにふさわしい間取りをプランニングすることが望ましいと言えます。例えば家事を重視する間取りならば、洗濯や炊事などの移動負担を減らすために、キッチンやランドリールームあるいはバスルームなどの水まわりを、できるだけ1箇所にまとめる工夫が求められます。また幼児や育ち盛りの子どもがいる家庭の場合、外出時のベビーカーや遊び道具またはスポーツ用具などが素早く出し入れできて、見栄え清潔感も保てるように、玄関に収納スペースを設置するのもよいでしょう。
注文住宅のトレンドはあまり多いすぎない方が良い理由
人々のファッションが時代とともに変わるようにあるいは髪型などが時代とともに変わるように、実は住宅の形も時代によって変わってきています。では注文住宅を例にとると、昭和40年代の注文住宅と、2020年以降の住宅ではずいぶん日違った形をしていることがあります。
昔の住宅は、それほど広くないだけじゃなく、当時はやっていたものが使われており、今見ると時代遅れな感じがするかもしれません。特に、その当時はやっていたものを存分に使っている場合、時代遅れの感じが強くなります。逆に当時の住宅であっても、今でも通用する間取り等もありますので、そのような組を採用した方が良いかもしれません。つまり、注文住宅の場合であっても、あまりトレンドを取り入れてはいけないと言うことになります。その当時はかっこいいと思われるかもしれませんあるいはおしゃれかもしれませんが、時代が過ぎると共に、かなり惨めな見た目になってしまう可能性もあります。それ故、トレンドを追いすぎずに適度に必要なものを取り入れるべきかもしれません。
注文住宅の建築においてはできるだけ補助金を利用したい
注文住宅の建築には当然ながら、かなりのお金がかかります。注文住宅の建築にかかるお金は、その人にとって1番の出費と言っても良いかもしれません。
もしかしたら、それ以上の出費は金輪際ない可能性の方が高いです。それ故、お金のことで頭を抱えるケースは少なくないです。少なくとも、思いつきで住宅を建築するのはやめましょう。後になって、支払いが非常に大変になるからです。もちろん支払っても良いのですが、あまりおかしな住宅を建築してしまった場合、気にいっていないものに対してお金を払い続けなければならずかなり苦痛に感じます。この場合であってもそうでなくても、金銭的な負担を少なくする仕組みとして、補助金を使うと言う方法があります。これに関しては、市町村に問い合わせてみましょう。市町村によって、金額や条件等が異なりますのでその点はしっかりと理解をしておきたいところです。条件をしっかりと聞き出すことにより、お金を手に入れることができるものです。
注文住宅の建築でよく起こりうるトラブルとは
"世の中生きていれば、トラブルに見舞われるようなことがあります。例えば注文住宅を建築する場合でも、そのようなことがあるかもしれません。では一体どのような問題が考えられるでしょうか。注文住宅においては、設計したイメージと違うと言うものがあるかもしれません。設計上はもう少し部屋の中がおしゃれになっても良いのに、実際にはあまりおしゃれじゃないようなことがあります。これに関してはどちらがいけないかと言えば、なかなか難しいところでしょう。その設計図通りに行っていない可能性もありますが、設計を見誤った依頼主がいけないのかもしれません。いずれにしても、この辺は揉め事になりますので、妥協点を見出すしかありません。
それ以外では、建築の血管などが時にあることもあります。これは、どの工務店を選ぶかによって変わってくるところと言えるわけです。できるだけ安心できるようなところを選ぶことが大事になりますので、口コミなどをしっかりと確認をしておいた方が良いといえます。
注文住宅は家族の意見をしっかりと聞いた方が良い
注文住宅を建築するにあたり、家族の中でトラブルになるケースもあるわけです。注文住宅の建築においてトラブルが発生するケースと言うのは、やはり家の人が単独で決めたのかそれとも全体の意見を聞いたかよって変わってくるところです。
もし旦那が単独で決めた場合には、そこで問題が起こり得る可能性があります。自分の部屋だけは理想的にして、他の部屋に関してはあまり手が届いていないあるいは手抜きのような設計になっているケースもあるわけだし。これを避けるためには、少なくとも夫婦間でしっかりと話し合いをしなければいけません。設計をする場合でも、勝手に決めるのではなく2人の意見を出し合いそれに加えて家族が外にいるならばそれらの意見を全員投稿するのが良いです。とは言え、全員の意見を聞いたとしてもそれが全て実現できるわけではありません。やはり、どこかで妥協しなければいけないことがあるため、その点までよく理解をしておくことが大事になります。
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>注文住宅の間取りは生活動線が重要なポイントになる
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