まずは予算を決めてから

まずは予算を決めてから

注文住宅は設計から建築まで全てオーダーで行うため、世界で自分たちだけの家づくりができるとして人気があります。とはいえ、マンションや建売と異なって最初に金額がわからないという不安もあるでしょう。プレハブのように、1棟いくらと金額が決まっていないのも不安材料の一つです。注文住宅でいくらかかるかわからないという原因の一つは、まず材料の選び方によって変動するからです。例えば、高価な瓦や大理石をふんだんに使いたいと考えるのなら値段もそれなりになります。望みを全て叶えることが出来る注文住宅ですが、やり方によっては支払いが困難な金額になってしまうので注意が必要です。注文住宅を購入する際には、最初に予算を決めてからその範囲内で設計や家のデザインを決めるようにして下さい。不安に感じる人もいますが、予算を一から考えるということは細かな部分までこだわることが出来るということも意味しています。目に見えない柱でも、何を使っているのかわかって安心できるというのも魅力的な点です。

年収の5倍が目安と言われている

注文住宅を建てるときには、予算をどのくらいにするかを決めなければなりません。予算しだいでどのような建物にもなるわけですが、収入に見合う以上の家を建ててしまうと、返済で苦しむことになります。そこで収入別にどの程度の予算が妥当なのか考えてみましょう。

一般的に注文住宅は年収に対して通常5倍くらいの予算が目安と言われています。たとえば収入が500万円であれば2,500万円となり、1,000万円であれば5,000万円ということになります。ちなみに注文住宅を建てる人の平均収入は約700万円となっています。また希望する予算は3,000万円代が最も多くなっているので、多くの人が身の丈にあった予算を立てたいと考えていることがわかります。ただ実際には年収の5倍ではなく、6倍の予算を立てている人が多いようです。やはり、ほんの少し背伸びしたくなるのでしょう。自己資金はすでにある程度用意できる場合は問題はないでしょう。